世間から隔絶された村で起こるヒューマン・スリラーVILLAGE


最後の真相で観客をびっくりさせるのが得意な、M NIGHT SHYAMALAN監督の作品。

劇場で公開されている時、観たくて観たくて仕方なかったんですが忙しくて観にいけず・・・。

やっとDVDで観れました♪

評判は結構良くないのが気になりましたが・・・。


ペンシルヴェニア州のとある村。

その小さな村の中で人々は、ある【掟】に従って生活をしていた。

『森を越えてはならない』

森を越えると、「語るべきでない者たち」が怒り、村を破滅に導いてしまう。

その掟は村人を守ると同時に、村人達を縛る楔ともなっていた・・。


赤い色は「彼ら」を呼び寄せる不吉な色。

黄色は「彼ら」から身を守る護身の色。


その【掟】の元で静かに、ひそかに、ゆっくりと生活する人々にある日選択が迫られる。


『森を越えて街へ行き、愛する者を助ける薬を取ってくる』

愛する青年ルシアスを大怪我から救う為、盲目の少女アイヴィーはそう父親に願うのだった。


【掟】を破ることは、村の存続すら脅かすこと。

父親と年長者たちは迷い、困惑し、争い、やがてはひとつの決断を下すのだった。


アイヴィーは森を越えることができるのか?

「森に住む彼ら」とは?

村の年長者たちは何におびえ、何を隠しているのか?


予告だととーっても恐いホラーかな?なんて思いましたが、違いました。

ホラーではないです。

人間の弱さと強さをテーマにした映画だと思いました。


私はそんなに酷評するほどの映画かなーと疑問です。

確かに予告で想像していた物語ではなかったのには、ちょっと面食らいましたが・・・。

でも物語の始めの方で、ヒントがでてますよね。

「森の外は悪い人だらけ」とか、「ここが一番安全な場所」やらなんとか・・・。

すみません、そんなに正確な台詞じゃないんですけど。


傷つけられた人々は、安らげる場所を求めた。

築いたユートピアは安楽で、平和。

だが、彼らに必要だったのは「逃げる」ことだけでなく、立ち向かっていく「強さ」

その強さを愛から得た少女。


うーん。

最終的には【愛】・・・なんですかね。


どっきどきのホラーを期待せずに観れば、良い映画だと思います。


  出演者ってほとんど知らない人ばっかりなんですが、観たことある人がいるなーと思っていたらシガニー・ウィーバーさんが出てました!普通のおば様でした***